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「万能ドローン」はやめたー屋内用3機種を一気に発表

  • Lucky
  • 1月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:5 日前

株式会社ERI Roboticsが発表した新型小型点検ドローン「Small Doctorシリーズ」3機種。




ニュースとして見れば「新製品リリース」ですが、少し距離を引いて眺めると、これは屋内点検という仕事の“再定義”に近い動きにも見えてきます。


今回同時に投入されたのは、

  • 業界最小レベルの機体幅18.5cmを実現した Small Doctor Crawl

  • 高天井・トンネルなど広範囲暗所を想定した Small Doctor 03

  • 天井付帯設備など“入り組んだ場所専用”の Small Doctor Edge

という、用途がはっきり分かれた3機種です。



注目点①:「万能機」をやめた、という選択


ここがまず重要なポイントです。ERI Roboticsは、1台で全部やるという思想を、かなり明確に捨てにきています。

  • 床下・天井裏 → Crawl

  • 高天井・大空間 → 03

  • 複雑・局所・暗所 → Edge

これはハードウェアの話というより、点検は“飛ばす行為”ではなく、“空間ごとの作業”であるという整理を、製品ラインアップで示しているようにも見えます。



注目点②:「操縦者」を前提にしなくなった


Small Doctorシリーズの文脈で繰り返し出てくるのが、

  • 操縦訓練を受けていない人でも扱える

  • 現場スタッフが手軽に使える

という表現です。


これはつまり、「ドローンは専門家が持ち込む道具」という前提を壊しにきている


点検ドローンが“設備”に近づいている、と言い換えてもいい。工具箱の中に入る存在、あるいは点検フローの一部として最初から組み込まれる存在です。



注目点③:価格と提供形態が語るもの


特に象徴的なのが Small Doctor Crawlのサブスクリプション提供

  • 超狭小空間専用

  • 飛行時間12分

  • 年間サブスク


これは「所有する機体」というより、“使う場面が決まっている機能”を買う感覚に近い。


点検ドローンが資産(Asset)からサービス要素を含んだ運用パーツへと移行しつつある兆候にも見えます。


機体が小さくなった。でも本質的に小さくなったのは人手と準備と覚悟(危険作業に入る覚悟)なのかもしれませんね。


ちなみに、このERI Roboticsという会社、調べてみると2025年10月にTOMPLAというドローン企業が建築確認検査ERI大手に吸収されて立ち上がったようです。


だとすると、これは建築関係ではかなり本命に近いプレイヤーであり、いよいよ中堅資本が殴り込んできたという事にもなりそうですね。


ここ、押さえておきたいところです。 プレスリリース原文はこちら

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