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あえて飛行効率を捨てる逆転の発想ー施設園芸用“風を横に出すドローン技術”

  • Lucky
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

ライターのあTAKAです!


ドローン技術者にとっては意外な、とはいえとても面白いプレスリリースが出ましたよ。




非常に面白い取り組みだと思います。


そして正直に言えば、この技術は飛行効率だけを見ると、決して美しくありません。


有限会社エクセルプランが発表した、ドローンのダウンウォッシュを水平方向に変換する特許技術。


推力の一部を横方向へ逃がす以上、ホバリング効率は落ちるし、電費も悪くなる。


「よく飛ぶドローン」を評価軸にするなら、減点要素だらけです。


でも、この技術は最初からそこを目指していない。


そこが一番大事なポイントです。


施設園芸という環境では、ドローンに求められるのは航続距離でもスピードでもありません。


狭いハウス内を、低速で、短時間、決められたルートで、確実に作業すること。


多少バッテリーを食っても、安定して受粉できればそれでいい。

施設園芸でドローンが使えなかった理由


これまで施設園芸でドローンが本格導入されなかった理由は明確でした。


真下に吹き下ろす強い風が、作物や設備と致命的に相性が悪かった。


操縦が上手いとか、AIがあるとか、そういう話以前に、物理的に使えなかったのです。


今回の特許は、その前提を静かに壊しています。


ダウンウォッシュを最大90度、水平方向に変換することで、

ドローンは「飛ぶための風」を「作業のための風」として使えるようになる。





ドローン「機械」としての再定義


ここで起きているのは小改良ではありません。


ドローンを航空機として扱うのをやめ、農業機械として再定義したという転換です。


飛行効率は悪い。でも用途には、驚くほど合っている。


ドローン業界では、どうしても「どれだけ飛べるか」が評価軸になりがちです。


しかし現場を止めていたのは、そんな指標ではありませんでした。風、音、サイズ、当たり前すぎて見過ごされてきた制約です。


「飛ばすためのドローン」を一度やめる。


その割り切りが、スマート農業を一歩現実に引き寄せた。


ここ、押さえておきたいところです。

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