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ドローン防衛最前線では最先端技術ではなく「網」が必要だったという現実

  • Lucky
  • 2月2日
  • 読了時間: 2分

編集のラッキーです!


少し意外な話をCNNが報じていました。 ウクライナで、ロシア製ドローンから人やインフラを守っている最も重要な装備は、AIでも迎撃システムでもなく、「網」だというのです。


かつて魚を捕るため、あるいは農作物を守るために使われていた漁網や農業用ネットが、いま戦場で命を守る役割を担っています。





道路も市場も、網で覆われている


現地では、道路の上に支柱を立て、天蓋のようにネットが張られています。

市場の通り、病院の中庭、発電機の周囲まで、網で覆われた光景が広がっています。


FPVドローンや小型無人機は、そこに突っ込むことで絡め取られ、爆発の効果を大きく失います。


CNNによれば、電子戦など他の対策と組み合わせることで、80〜95%のドローンを無力化できているとされています。



技術の結晶を止めているのはアナログな道具


現代戦の象徴は、誰が見てもドローンです。


AI誘導、高速通信、映像解析。まさに技術の結晶です。

それを止めているのが、ポリエチレン製のネットや、役目を終えた漁網。


極めてアナログで、技術とは縁遠く見える道具です。

技術の塊を、アナログな網が受け止めている。


この構図には、どうしても静かな皮肉を感じてしまいます。

この話は、「技術は不要だ」という主張ではありません。むしろその逆です。


現場で本当に必要とされるのは、安く、すぐに用意でき、誰でも設置できて、確実に効くこと。


「ドローンにはドローンを」という発想よりも、「ドローンには網で十分」という割り切りのほうが、結果的に多くの命を救っています。



私たちは、何を見落としているのか


では、日本はどうでしょうか。


「技術立国」「最先端」「世界初」という言葉は、いつも元気です。

一方で、網のように地味で即効性のある対策は、評価されにくく、語られにくい傾向があります。


本当に必要なのは、次の高度技術でしょうか。それとも、今すぐ張れる網でしょうか。



派手ではないが、現実を突きつける話


CNNの記事は、派手な結論を語りません。


ただ、現場で起きている事実を淡々と伝えています。


高度な技術の時代に、最後に命を守っているのは「網」だった。


この現実は、防衛の話にとどまらず、私たちが技術とどう向き合うべきかを考えさせるものです。


ここ、押さえておきたいところです。


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